お菓子

美味しいお菓子づくりには美味しいお水が欠かせません。
大野市には創業280年を超える老舗和菓子店をはじめ、女性に人気の洋菓子店やだんご屋などのお店が並びます。

恵みの水

古くから水が良いところには『人』そして豊かな『食』が生まれます。

大野市は福井県のシンボルにもなっている九頭竜川(流域面積2,930km²は福井県の面積の約70%)の上流に位置しています。周囲には霊峰白山、日本百名山の荒島岳など1,000mを超える山々が連なり雄大な自然に囲まれています。山々に降り注ぐ天水は地下深くに蓄えられ大地を巡り大野盆地を潤します。

地下水が豊富な大野市は、名水のまちとして知られ『名水のまち百選』にも認定され、市内には『名水百選 御清水』『平成の名水百選 本願清水』など湧水地が点在しています。市内のお菓子屋さんは、それぞれのお店で地下水を汲み上げて利用しています。美味しいお菓子づくりには美味しいお水が欠かせません。

 

老舗が残る城下町

織田信長の部将「金森長近公」が大野へ入封後、京の都に模して碁盤の目の町をつくりました。400年を超えた今でも碁盤の目をした町並みが残り、歴史と情緒あふれる城下町となっています。城下町には武家屋敷やお寺、そして、創業400年を超える造り酒屋をはじめ多くの歴史ある老舗店があります。先人からの技と想いが時を超え受け継がれています。

お菓子が好きな福井県民

福井県は人口あたりのお菓子店舗数が全国5位!さらに1年間に和菓子にかけるお金が全国3位!と甘いものが大好きな県民性です。特に「ようかん」の人気が高く、古くから福井の冬の風物詩といえば「水ようかん」です。「水ようかん」は大野市では「でっち羊かん」(冬季限定)と呼ばれ、お店ごとに舌ざわりや味わいが変わり食べ比べを楽しめます。毎年2月には「でっち羊かんまつり」が開催され市内で提供される「でっち羊かん」が一堂に並びます。

市内には創業280年を超える老舗和菓子店をはじめ、女性に人気の洋菓子店やだんご屋などのお店が並びます。お菓子の種類も豊富で江戸時代から続く伝統あるお菓子から、地元の農産品を材料に使ったお菓子など、バラエティ豊かなお菓子が楽しめます。